2009年06月22日

情報化社会の特色

最も典型的には、狩猟採集社会、農耕社会、牧畜社会、産業社会などとの対比で語られ、その場合には社会の発展段階のひとつとしての意味合いが強い。産業社会の成立のきっかけとなった一連の出来事を産業革命と言うことがあるが、これに対して情報化社会の進展を情報革命と称することもある。

情報化社会には様々な類義語がある。類義語は「情報」にまつわる語を伴うのが普通であり、マルチメディア社会、デジタル社会、知識社会、ネットワーク社会、高度情報化社会、情報ネットワーク社会、グローバル・ネットワーク社会、などがある。それらの語の「社会」を「時代」におきかえたものも一部に見られる。他に、特定の論者による造語として認知されているものに知価社会(堺屋太一)、情報文明(公文俊平)、複合的ネットワーク社会(須藤修)、などがある。

更に、「情報」、「ネットワーク」、「メディア」等の語を含まない「脱工業社会」、「ポストモダニティ」(脱近代)、「ポストフォーディズム」、「後期資本主義」などの概念、用語も、内容的には関連のあることがしばしば認識されている。これらの概念は、情報や情報技術をきっかけとした社会や経済の質的変換、あるいは飛躍的発展などを指すために用いられることがある。但し、情報や情報技術の社会的効果は必ずしも強調されているとは限らず、社会変動をもたらす多くの要素の一つであったり、あるいは原因というよりも結果、あるいは社会変化を測定する際の指標といった位置づけになっているものもある。

具体的に何が情報化するのか、という点になると意見は様々だが、初期に目立った議論は、経済の情報化である。
感染症
ケーブルテレビ
インフルエンザ
バイオリズム
戯曲
天体
喜劇
真菌学
日本画
宇宙ステーション
地層の作り
神社案内
未知の宇宙
脳と神経
日本の重要文化財
下町東京
広島の歴史
不動産用語
サンタはどこ
牛の生涯

一般に、情報化が経済だけに見られるものである場合には、情報経済と呼んで社会全般については問題にしないケースもある。但し、そのような情報経済についての研究が、情報社会論の文脈で引用、解釈されて、情報社会の到来を裏付けるひとつの根拠として扱われる場合も少なくない。一般に、情報社会論は情報経済論を含むものとして論じられている(逆に、情報社会論が情報経済論に取り込まれている場合もある)。

より具体的には、次のような根拠で、ある社会が情報社会ないし情報経済だとされる。

情報の製造、加工、流通を主とする産業(情報産業)やそれに準ずる産業が国民総生産に占める割合が大きいこと
情報を扱うことを主とする職種に従事する労働力の割合が大きいこと
情報産業の急速な成長が、経済成長率へ貢献する度合いが高いこと
情報を扱うことを主とする職種に従事する労働力の割合が増大していること
情報産業によって提供される情報サービスや情報処理技術が、その他の諸部門の生産性上昇や競争力増強に貢献する度合いが高いこと
消費財における、情報的な側面が、それ以外の側面よりも商品の価値を大きく左右すること。情報的な側面は、広告によって付加される商品のイメージ、ブランドのイメージ、商品のデザイン(実用的な機能と対照される)、など様々に定義される
情報財の消費量の増加。物質的な豊かさを追求するための消費に代えて、精神的な豊かさを追求するための消費の台頭
情報インフラの発達と共に、企業の立地がより自由になり、事務処理や生産などの機能をグローバルに展開させることが容易になること。また、その為に国際競争や地域間競争における勢力関係が変質する、または変質する可能性があること。
情報財が主となる経済では、従来のような希少性に基づく競争原理が成立せず、共有、共創型の経済に転換すること
情報技術の活用によって、企業の経営形態や労使関係、労働の形態などが変化すること
他に、政治、文化、生活などの諸側面についても、様々な説が提唱されているが、経済分野の情報化に関する研究に特徴的なことは、情報化の度合いを測定することに対する強い関心である。情報化は果たして本当に起こりつつある変化なのか、それはどのような指標によって最もよく把握できるのか、といった点についての議論は多く、各国の情報化の度合いを比較する統計も多く出ている。

政治に関する研究においては、例えば電子政府、電子投票、政党によるインターネットの活用などを測定、観察し、それを持って政治の情報化を語る研究はそれほど盛んではない。代わりに、そのような情報化が進むと政治がどのように変容するのか、ということについての議論は多い。それは、一方では、実証的なケーススタディやサーベイ調査の対象になるものがあり、現在進行中の情報化として検証されている。但し、こうした調査が、情報社会が実現した、もうすぐである、まだまだ情報化が始まったばかりである、という類の診断を主な目的としている場合は少ない。

もう一方では、電子民主主義、サイバー・ポリティクスなどといった用語を用いながら、政治のラディカルな変容を描き出す論がある。ケーススタディー、顕著な事例などを先駆的な事例と考えて比較的大胆な議論を展開するものも多い(そうでないものもある)。描き出される情報化社会の政治体制としては、アナーキズムや直接民主主義、グローバル民主主義、市民社会の復権、草の根民主主義、コミュニティーの復権、といったものがある。但し、初期の情報社会論、メインフレーム系のコンピュータを想定したものの中には、知識の大規模集積とそれを活用した計画・予測技術の飛躍的発展を予測するようなものもある。また、一般に、情報社会におけるテクノクラシーの台頭、政府の管理・監視能力の増大などを警戒する論も多い。

2009年06月05日

最上氏(もがみし)は、清和源氏の足利氏の一族

最上氏(もがみし)は、清和源氏の足利氏の一族である管領の斯波氏の分家。羽州探題を務め、のち出羽国の戦国大名である。斯波最上氏とも斯波出羽家ともいわれる。

最上氏の起源である斯波氏は、本来足利宗家となるはずだったものの北条氏の介入によって廃嫡され分家した足利家氏を祖とする。南北朝時代の延文期(1356?60)に斯波氏傍流の奥州管領斯波家兼の子、斯波兼頼が出羽国按察使として山形に入部し、山形城を築城し本拠とする。そして、室町幕府より屋形号を許されて最上屋形と称したことを機に最上氏を称することとなった。また山形を領したことから、山形氏と表記されることがある(太田亮『姓氏家系大辞典』)。

室町時代に最初の最盛期を迎えたが、やがて天童氏など同族内の争いが絶えず起こったために衰退し、最上義定の頃の1514年(永正11)には伊達氏と長谷堂城で戦って敗北し、一時は伊達氏の配下になる。義定の死後は庶流中野氏から迎えた最上義守を傀儡として、伊達氏から迎えた義定の未亡人が権勢をふるった。

戦国時代に入って伊達氏内部に天文の乱が起こると、最上義守は伊達氏から独立して戦国大名の道を歩み始める。そして義守の子・最上義光の代になると、庶族の天童氏、近隣の寒河江氏を滅ぼし村山郡を平定。さらには庄内地方の大宝寺氏や周辺勢力と対立するようになった。また、最上義光の妹の義姫は伊達輝宗へ嫁ぎ、伊達政宗を生んでいる。

1590年(天正18)に覇業を推し進める豊臣秀吉の小田原征伐を機に臣従、本領を安堵され、山形城を居城にして24万石を領する。1591年には雄勝郡を獲得した。その後、義光は娘駒姫を関白豊臣秀次の側室にしぶしぶ差し出す羽目に陥ったが、彼女は秀吉により秀次もろとも斬処されてしまった。これ以前より、義光は徳川家康に接近していたが、さらに豊臣氏と距離を置き、徳川氏に接近するようになった。秀吉の死後、関ヶ原の戦いが起こると、東軍方として上杉氏らと戦った(長谷堂城の戦い)。また、北隣の小野寺氏とも交戦し、上浦郡(平鹿郡・雄勝郡)一帯を制圧した。
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関ヶ原の戦いに伴う出羽合戦の恩賞で加増され、置賜郡を除く現在の山形県全土と秋田県由利本荘市周辺(1602年、佐竹氏との領土交換により雄勝郡・平鹿郡と引き換えた)を手に入れ、計57万石(実高は100万石とも称する)を領する大大名になり、二度目の最盛期を迎える。江戸時代に入ると、義光の後継をめぐって争いが起き、長子の義康の暗殺事件が起こる。以降も家中の内紛はやまず、義光の孫義俊の代には最上騒動が起こった。

義俊は家中の信望を失っており、1622年(元和8年)、最上氏は騒動を理由に幕命により改易されることとなった。宗家の斯波武衛家が滅亡していたので、斯波氏の流れを汲む最上氏は断絶を惜しまれ、近江国に1万石の知行を改めて与えられた。しかし義俊の死後、子の義智が幼少であったために5000石に減知され、子孫は旗本交代寄合として存続した。

義光の4男山野辺義忠は最終的には水戸藩の家老に抜擢され、子孫は代々世臣として藩政に重きをなした(テレビ時代劇「水戸黄門」において大友柳太朗・高松英郎・丹波哲郎らが演じた、水戸藩の口うるさい国家老「山野辺兵庫」は、義忠の子の山野辺兵庫頭義堅をモデルにしている)。

また義光の甥にあたる松根光広の子孫は宇和島藩の家老家として続き、幕末には伊達宗城を補佐した松根図書が出ている。また、夏目漱石の弟子で俳人の松根東洋城は図書の孫である。

2009年05月02日

個体群・生物群集・生態系・景観

「生物多様性」は、いくつかの側面があるため、標準的な一義的な定義というものはないが、以下の3つの定義で説明ができる。

治療・生活習慣病関連医学専門総合
彼岸花お買物上手!サーチ
グラハムトーマス学習システムガイド
交通・動物園関連トラベル総合
スコーピオンテラ美的生活全国情報ガイド
調査・内職関連ビジネスコーチナビ
デザインライフスタイルストア-情報
リラクゼーション関連女性の健康紹介
チェルシ買い物生活サーチ
ヴァルハラまなび教育サーチ

「生物学的構造の全てのレベルでの生命の多様性」 - 最も簡単な定義
「異なる生態系に存在する生物間での相対的な多様性の尺度」 - この定義の「多様性」は、1種内の多様性、種間の多様性、および生態系間の多様性を含む。
「ある地域における遺伝子・種・生態系の総体」 - この定義の長所は、実態をうまく表しているように思われることと、生物多様性として定義されてきた慣例的な3段階の切り口を統一的に扱える点である。
遺伝的多様性 ? ある1種の中での遺伝子の多様性。同じ種の中での個体間の違いと、個体群間の違いがある(→集団遺伝学も参照されたい)。
種多様性 ? 種間の多様性(簡単に言えば、多くの種が存在すること)。
生態系の多様性 ? より高次の水準、すなわち生態系(遺伝子が究極的に寄与する、異なった諸過程の豊富さ)における多様性。
上記の定義のうち最後のものは、生物学における伝統的な5つの生物の層(個体・個体群・生物群集・生態系・景観)と同じであり、複数のレベルでのアプローチに付加的な正当性を与えている。

1992年にリオデジャネイロ市で開催された環境と開発に関する国際連合会議(地球サミット)では、生物多様性は次のように定義された:

「すべての生物(陸上生態系、海洋その他の水界生態系、これらが複合した生態系その他生息又は生育の場のいかんを問わない。)の間の変異性をいうものとし、種内の多様性、種間の多様性及び生態系の多様性を含む」
これは生物の多様性に関する条約で採用された定義であって、生物多様性に関して法的に認められた唯一の定義と言えるものに最も近い。この条約には、アンドラ、ブルネイ、バチカン、イラク、ソマリア、東ティモール、アメリカ合衆国を除く全ての国が締約国として参加している。

E.O.ウィルソンが言うように、遺伝子が自然選択における根本の単位であるならば、生物多様性は実質的には遺伝的多様性であるといえるが、研究の際に最も扱いやすいのは、種多様性である。

遺伝学者にとって、生物多様性とは、遺伝子や個体の多様性のことである。かれらは、DNAレベルで起きて進化を発生させる諸過程(突然変異、遺伝子の交換、遺伝子の動態)について研究する。
生物学者にとって、生物多様性とは、生物の個体群や種の多様性のことであり、さらにはそれらの生物が果たす役割のことでもある。生物は現れては絶滅する。すなわち、ある場所は、同種の生物によって占められたり、別種のものにとって代わられたりする。種によっては、生殖戦略を発展させるために社会構造を発達させる。
生態学者にとって、生物多様性とは、種間の持続的な相互作用の多様性のことでもある。このことは、'種'についてだけでなく、生物が直接接する環境(生息空間) および更に広範囲な地域についても当てはまる。各々の生態系の中で、生きている生物は全体を構成する一部分であり、個体同士のみならず、空気、水、土壌など彼らをつつむ全てと相互に影響しあっている。

2009年04月18日

エースコンバット・ゼロ

国家、組織等
ベルカ公国(The Principality of Belka)

『ACE COMBAT 5』にも登場する国家であるが、本作ではそれ以前の歴史がクローズアップされている。ベルカ騎士団(プロイセンの基となったドイツ騎士団がモデルと思われる)の末裔であるベルカ軍を擁し、古来からの軍事国家であるベルカは、拡張主義の下でその国土を拡張したが、その結果重度の経済危機に陥った。状況を打開するために1988年にはベルカ連邦法を改正し、ウスティオをはじめとする東部自治領を独立させて自国から切り離す。しかし不況は収まらず、経済不安やオーシア連邦による領土切り崩しの中で「昔ながらの強いベルカ」を求める国民の声から、1991年12月25日に極右政党が政権を掌握する。1995年3月25日にはウスティオ共和国での資源発見を機に、旧領であったウスティオ共和国やサピン王国・オーシア連邦に攻め込み、ベルカ戦争の火蓋を切った。後、その強力な軍事力や科学力・工業力によって1995年4月1日までは優勢を維持した。首都はディンズマルク(Dinsmark)。
ベルカ民主自由党
「強く正当な国家の再生」をスローガンとする、国粋主義的な傾向の強いベルカ公国の極右政党。1980年代の経済危機により、周辺諸国からの援助を当てにするあまり弱腰となり、オーシア連邦による領土切り崩しにも対処できなかった当時のベルカ政府が支持を失う中、「昔ながらの強いベルカ」を望む国民の支持を集め、政権を掌握する。その後、軍備の増強を行い周辺諸国へと侵攻、ベルカ戦争を引き起こした。開戦当初は優勢を確保するも、連合軍の反攻の前に党内の主戦派と穏健派、さらには軍部との間に軋轢が生じ、軍部強硬派による自国領内での核起爆を機に政権は崩壊、連合軍主導の暫定政権が発足した。
戦前は国民の圧倒的な支持を得ていたものの、ベルカ純血主義の下、移民を含めた外国系人種のベルカ人が冷遇されたり、周辺諸国を一方的に搾取者と決め付けるといった一面を有していた。その果てに「同胞殺し」である核爆発が起きた為、国民の支持を失う。特に、主戦派の「旧ラルド派」に至っては、クーデター組織「国境無き世界」との繋がりが明らかになり、幹部であるヴァルデマー・ラルドは失脚、一部は地下に潜り、戦後の反連合工作に関わった。
ベルカ絶対防衛戦略空域B7R(Belkan Priority One Strategic Airspace B7R)
ベルカの政治的・軍事的・産業的における象徴的な空域。ベルカの工業都市スーデントールやウスティオ共和国との国境地帯等を含む、直径400kmの隆起地形が広がる円形の地域。B7Rとはベルカ側が命名したエリアコードであり、狭義にはB7R地域内に存在するベルカ軍の東部国境防衛ラインの事を指す。膨大な資源埋蔵量を誇る鉱山地帯である為、かつては地下資源をめぐってベルカと周辺諸国の戦場と化し、幾度となく国境線が引き直されてきた。ベルカ戦争に於いても激戦地であり、ベルカ空軍の精鋭部隊が常に哨戒に当たっている。鉱物資源に由来する強い磁場によって通信障害が多発し、戦闘行為のみならず万一の場合の救助も難しい為、戦闘機パイロットにとっては自らの技量を試される極限の戦場であり、戦争当時ウスティオ空軍では「当空域の交戦規定は唯一つ“生き残れ”」と言われていた。円形の地域である事、また空戦に於いては階級等に関係なく実力のみが絶対である事から、上座も下座もない円形テーブルにかけて、パイロット達の間では畏怖の念を込めて「円卓(The Round Table)」と呼ばれている。
ベルカ戦争後に、遺族団等による遺体や遺品の捜索や、撃墜された機体の回収作業が行われたが、ベルカ戦争だけでも100機以上に上る撃墜数の多さに加え、上記の様な地理的要因から捜索自体が困難である為、その多くが未回収、又は行方不明のままである。
ウスティオ共和国(The Republic of Ustio)

ベルカ公国の南東に位置する小国で、旧ベルカ連邦の構成国。ベルカ連邦法の改正によって、1988年5月12日にベルカから分離独立した。1995年、莫大な地下資源が存在することが明らかになり、結果として3月25日にベルカから侵略されることになる。当初は防戦一方となり、開戦から1週間後には山岳地帯を除くほとんどの地域を占領される。1995年4月2日、ウスティオはヴァレー空軍基地に傭兵を結集させ、反撃に出た。首都はディレクタス(Dilectus)。ベルカ連邦時代はベルカの技術力の基となるほどの工業力を持っていた為、基本的に裕福な国でもある。
ヴァレー空軍基地(Valais Air Base)
ウスティオ共和国領北東部の山岳地帯に立地する、ウスティオ空軍の基地。陸路での移動が困難な立地条件が幸いし、首都ディレクタスとは異なり、ベルカ軍の侵攻は免れた。その為、ウスティオ臨時政府によって反撃の拠点とされ、以来この基地を本拠地とする傭兵部隊「第6航空師団」が重要な役割を果たす。
1995年4月2日に、ベルカ空軍の爆撃機編隊に接近されるも、基地北西の空域に於いて基地所属航空隊により撃退、基地への爆撃は回避された。しかし、1995年12月25日にクーデター軍「国境無き世界」の重巡航管制機「XB-0」を中心とする航空部隊に奇襲を受け、ベルカ戦争開戦以来初めて大打撃を被った。
連合軍(Allied Forces)
ベルカ戦争に於いて、ベルカに対抗した国家による軍事的な連合。主な構成国は、オーシア連邦、サピン王国、ウスティオ共和国等。また、オブザーバーとしてユークトバニア連邦共和国が関わっている。
オーシア連邦(Osean Federation)

『ACE COMBAT 5』にも登場する国家であるが、本作ではそれ以前の歴史がクローズアップされている。ベルカ戦争当時のオーシアは巨大国家を形成すべく拡張主義に執心し、戦争状態にこそ移行しなかったものの、衰退していたベルカの西部領域を切り崩して自国の支配下に置くなどの行為を行っていた。戦後は拡張主義を放棄し、積極的に軍縮を行った。
サピン王国(Kingdom of Sapin)
ベルカ公国の南に位置する国。北オーシア大陸の南西部に位置し、南東はオーレッド湾やフトゥーロ運河を挟んでオーシア連邦、北はウスティオ共和国とベルカ公国、西はラティオと接する。ベルカ戦争ではベルカ軍の侵攻を受け、連合軍を構成する一国となった。首都はグラン・ルギド。サピン(Sapin)という国名は「スペイン(Spain)」のアナグラムであり、登場人物の姓名もスペイン風である。
ファト連邦(Fato)
ベルカ公国の東に位置する連邦国家。ベルカ戦争ではゲベートのモーデル制圧戦を支援するが敗退。以後ベルカ軍の侵攻を受ける。首都はブルニーズ(Brunies)。
ゲベート(Gebet)
ベルカ公国の東に位置する国家で、旧ベルカ連邦の構成国。ベルカ連邦法の改正によって、ウスティオに先立ち1988年2月8日にベルカから分離独立した。その後レクタと分裂。ベルカ戦争では戦線構築をする間もなく、3月27日のモーデル制圧戦をはじめ、各地でベルカ軍に敗れる。首都はモンス(Mons)。
レクタ(Recta)
ゲベートから分離独立した国家。首都はコール(Cor)。
ラティオ(Ratio)
ウスティオ共和国の東に位置する国家。ウスティオがベルカから分離独立した後、ウスティオ東部を併合した。首都はセントラム(Centrum)。
国境無き世界(A World with No Boundaries)
ベルカ、ウスティオ、オーシア、サピン、ユークトバニア等、多国籍の将校によるクーデター軍。V2戦略核弾頭等による大規模破壊行為によって、文明退化を引き起こす事で、新たな世界の再構築を目論んだ。クーデター勃発と同時に停戦協定の行われた都市ルーメンを空爆、ベルカ領内のムント渓谷に存在するアヴァロンダム要塞を拠点とし、V2戦略核弾頭の発射準備を進めていたが、連合軍航空部隊による空爆でアヴァロンダムの要塞施設は破壊され、計画は頓挫した。組織の崩壊後も、行方不明となった構成員の一部は反連合工作活動を続けており、オーシア特殊警察等による捜査が続けられている。

部隊名
ウスティオ空軍第6航空師団第66飛行隊ガルム(Ustio Air Force 6th Air Division 66th Air Force Unit)
新興国家ウスティオの外国人傭兵部隊。ヴァレー空軍基地を拠点として、ベルカ戦争では対ベルカ防衛戦からベルカへの反撃侵攻まで重要な役割を持つ。TACネーム「サイファー」「ピクシー」が在籍していた。なお、ガルムの名は北欧神話に登場する猟犬に由来する。部隊章は鎖に繋がれた猟犬。
ウスティオ空軍第6航空師団第4飛行隊クロウ(Ustio Air Force 6th Air Division 4th Air Force Unit)
ガルム隊と同じく、第6航空師団に属する部隊。エクスキャリバー攻撃作戦にて初めてガルム隊と共同作戦を行って以来、共同作戦を行うことが増えた。また、TACネーム「PJ」ことパトリック・ジェームズ・ベケットはクロウ隊の3番機を勤めていた折、1番機と2番機のパイロットである「クロウ1」と「クロウ2」からは作戦中にもかかわらずよくヴァレー空軍基地にいる恋人のことでからかわれていた。部隊章は矢を咥えたカラス(Crow)をハートマーク型に描いたもの。
ベルカ空軍第2航空師団第52戦闘飛行隊ロト(Belkan Air Force 2nd Air Division 52nd Tactical Fighter Squadron)
ロト(Rot)はドイツ語で「赤」の意。隊長はデトレフ・フレイジャー少佐。4機の赤いタイフーンで編成される。エリート部隊であり、軍のプロパガンダに幾度となく登場している。
ベルカ空軍第10航空師団第8戦闘飛行隊グリューン(Belkan Air Force 10th Air Division 8th Tactical Fighter Squadron)
グリューン(Grun)はドイツ語で「緑」の意。隊長はベルンハルト・シュミッド大尉。独特のグリーン迷彩が特徴のF/A-18C4機で編成される。チャフやフレアによるミサイル回避戦術や、鋭い戦局観察眼を持つシュミッドの指揮による臨機応変な戦闘を持ち味とし、数々の戦果を上げる。シュミッドが率いる隊員達は、「戦いを生き残る」事を最重要視し軍規違反の撃墜スコアを稼いでいた、第10航空師団内での厄介者の集団であり、名誉と武勲を重んじる伝統のベルカ空軍にあって異色の存在であった。
ベルカ空軍第7航空師団第51戦闘飛行隊インディゴ(Belkan Air Force 7th Air Division 51st Tactical Fighter Squadron)
インディゴ(Indigo)はドイツ語で「藍」の意。隊長はデミトリ・ハインリッヒ中佐。白いボディに藍色のラインが入ったJAS-39C4機で編成される。ハインリッヒの意向により騎士道を重んじる戦い方を旨としており、「ベルカ藍色の騎士団」の異名を持つ。
ベルカ空軍第5航空師団第23戦闘飛行隊ゲルプ(Belkan Air Force 5th Air Division 23rd Tactical Fighter Squadron)
ゲルプ(Gelb)はドイツ語で「黄」の意。隊長はオルベルト・イェーガー少佐。翼の両端を黄色くペイントした2機のSu-37で編成される。2番機ライナー・アルトマン中尉との息の合った連携が武器で、部隊章にちなみ「番(つがい)のカワウ」と呼ばれる。格闘戦用に機体後方へ向けて空対空ミサイルをマウントしており、至近距離で背後を取っている敵機に向けて攻撃する変則的な戦法を採る。
ベルカ空軍第13夜間戦闘航空団第6戦闘飛行隊シュヴァルツェ(Belkan Air Force 13th Night Fighter Air Division 6th Tactical Fighter Squadron)
シュヴァルツェ(Schwarze)はドイツ語で「黒」の意。隊長はドミニク・ズボフ少佐。自軍の脱走兵や命令違反者の粛清を主な任務とし、味方にさえも容赦ない攻撃ぶりから「ハゲタカ隊」「エスケープキラー」と呼ばれ恐怖と軽蔑の対象になっている。任務遂行に適する機体として加速力や最高速力に優れた8機の黒いMiG-31で編成され、その加速力をストレートに生かした戦法を行う。ベルカ空軍に根ざすベルカ人純血主義の影響で、脱走者や裏切り者とはいえ「ベルカ人がベルカ人を殺す」事をタブー視した結果、隊員はユークトバニアとベルカ出身の傭兵で正規の空軍軍人は1人も属していない。この部隊自体が「汚れ役」である存在故に、ベルカ敗戦が迫る中証拠隠滅のために隊の記録は抹消されている。またそれ以前に隊員に関する氏名等の情報すら本物か疑わしく、一部の戦死者は密かに生存しているという怪情報すらある。
ベルカ空軍第22航空師団第4飛行隊シュネー(Belkan Air Force 22nd Air Division 4th Tactical Fighter Squadron)
シュネー(Schnee)はドイツ語で「雪」の意。隊長はエリッヒ・ヒレンベランド中尉。4機のF-14Dと、1機のEA-6Bで編成される。電子戦機(EA-6B)によるレーダーへの目つぶしと、それと同調した長距離ミサイル攻撃で敵部隊を混乱させる戦術を得意とする。開戦と同時に最前線に投入され、多大な戦果を上げた。
ベルカ空軍第51航空師団第126戦闘飛行隊ズィルバー(Belkan Air Force 51st Air Division 126th Tactical Fighter Squadron)
ズィルバー(Silber)はドイツ語で「銀」の意。隊長はディトリッヒ・ケラーマン中佐。ゼブラカラーのF-4EとF-16C4機の計5機で編成される。隊長機のF-4Eは旧式ながらかなりの改修が施されている模様で、ケラーマンの空戦技術とあいまって侮り難い戦闘能力を発揮する。隊員は空軍アカデミーの教官も務めたケラーマンの教え子たちであり、彼の指揮の下では手ごわいが、まだ彼に頼りすぎている感があり、彼の指揮なくしては烏合の衆になりかねない弱さも持っている。
なお、ズィルバーの名を冠する部隊は過去に2隊存在する。1つ目は現役パイロット時代のケラーマンの所属部隊である第51航空師団第105戦闘飛行隊、通称第一期ズィルバー隊。2つ目は1990年にケラーマンが第一期ズィルバー隊から空軍アカデミーに移った以降、ケラーマンの部下であり教え子でもあった面々達による同隊で、通称第二期ズィルバー隊。この第二期ズィルバー隊はベルカ戦争時点で隊員の多くが戦死、あるいは負傷していたので、ベルカ空軍上層部はケラーマンの前線復帰に際して、新たに第三期ズィルバー隊を編成することになった。
ベルカ空軍第18航空師団第5戦闘飛行隊ゴルト(Belkan Air Force 18th Air Division 5th Tactical Fighter Squadron)
ゴルト(Gault)はドイツ語で「金」の意(ただしドイツ語における本来の表記は"Gold")。隊長はアントン・カプチェンコ中佐。8機のSu-47で編成される。「ゴルトの巣」と呼ばれる変幻自在な包囲攻撃を得意としている。隊員の大半は戦死もしくは戦後死亡しているが、隊員の一人「ゴルト7」ことロレンズ・リーデルは後に自国の技術者と共にエストバキア連邦に亡命し、同空軍に所属を変えたことが「エースコンバット6」のアサルトレコードで明かされている。
サピン空軍第9航空陸戦旅団第11戦闘飛行隊エスパーダ(Sapin Air Force 9th Air and Land Division 11th Tactical Fighter Squadron)
エスパーダ(Espada)はスペイン語で「剣」の意。隊長はアルベルト・ロペズ大尉。J35J(ロペズ機)とラファールM(バスケス機)で編成される。驚異的な回避能力でプレイヤーの攻撃を易々とかわす。
オーシア国防空軍第8航空団第32戦闘飛行隊ソーサラー(Osea Air Defense Force 8th Air Division 32nd Tactical Fighter Squadron)
ソーサラー(Sorcerer)は英語で「(悪魔の助けを借りる)魔術師」の意。隊長はアンソニー・パーマー中尉。8機のF-15S/MTDで編成される。それぞれ2機ずつの合計4隊が一定の間隔を置いて接近してくる。
オーシア国防空軍第8航空団第32戦闘飛行隊ウィザード(Osea Air Defense Force 8th Air Division 32nd Tactical Fighter Squadron)
ウィザード(Wizard)は英語で「(男の)魔法使い」の意。隊長はジョシュア・ブリストー大尉。YF-23とF-16XL各4機の計8機で編成される。F-16XLが囮として敵と戦っている間に、ステルス性能を有するYF-23の本隊が突然攻撃してくる。
オーシア第3艦隊
空母ケストレル(ウィーカー艦長)を旗艦とするオーシアの艦隊。ウスティオ解放作戦支援のため五大湖周辺に派遣された。ゲーム内では、フトゥーロ運河での作戦「戦域攻勢作戦計画4101」においてプレイヤーたちの支援によりフトゥーロ運河突破に成功する。
バス ブラックタ アセアン 水辺の旅 ルコギ プルメリア リッチシ チョック タンク スクーター ナベル ジャポニ ドラル 朝ごはん はばね 忍耐最適 ファイリン バキュー ソネット ローマ わこう オート パナ フェレット ハイム 虹のパノ スケジュ ユーカリ オパール オリジ キャラバン ハット テロロ ケーオー オフセ ちぎれ雲 レース なかせん 相合傘人 テーブル リスク ビップ イースト ミルク オーライ トラン スネーク ネグレクト オート キネシ

架空機/架空兵器 [編集]
ADFX-01/02 Morgan(モルガン)

南ベルカ国営兵器産業廠が開発中であった実験機。「ADFX-01」は連合軍に、「ADFX-02」は「国境無き世界」にそれぞれ接収された。
ADF-01 FALKEN(ファルケン)
詳細はADF-01を参照

ノースオーシア・グランターI.G.が開発していた、戦略レーザー搭載型の特殊戦闘機。
X-02 Wyvern(ワイバーン)

エルジア軍が開発していた、同国の航空技術の結晶ともいえる戦闘機。
BM-335
ベルカ軍が保有する爆撃機。機首や尾翼の形状に特徴がある。機体の大きさから、B-52とほぼ同等の大型爆撃機と推測される。迎撃したウスティオ軍のパイロットからは「古典的な機種」と呼ばれている。
エクスキャリバー(Excalibur)
ベルカ公国領南ベルカのタウブルグ丘陵に建設された、ベルカの技術力を象徴する超高層レーザー兵器。その名称はアーサー王伝説に登場する聖剣エクスカリバーに由来する。基地の中央には、最上部に光学式照準ターレットを備えた、剣を思わせる形状の高さ1kmのレーザー増幅器があり、その周囲に高さ500m前後と推定される6基の目標照準追尾装置(レーダー塔)。その外側の東西南北に4基のジェネレーター施設と、平時は周囲の丘陵に掘られたトンネル施設に格納されている基地防衛用のレーザー列車砲4両。さらにやや離れた南方には4つのジャミング施設がある。4基の高出力化学レーザーユニットより発振されたレーザーは増幅器基部の制御装置に集束された後、超高層増幅器を経由し、そこから生じる出力1.21ギガワットもの強力なレーザーが、6基の目標照準追尾装置と、水平360度・垂直180度程度の可動範囲を持つ光学式照準ターレットによって正確に目標に照準・照射される。反射鏡を備えた人工衛星や航空機を利用する事で、その射程は約1200kmに及ぶ。万一、敵機の接近を許した場合、巨大兵器故の小回りの効かなさが弱点となるが、その場合でもジャミング施設とレーザー列車砲による強固な防空網で対応する。
エクスキャリバーは、1981年に発案されたベルカ公国のBMD(Ballistic Missile Defense/弾道ミサイル防衛)構想の下、本土防衛用化学レーザー兵器として建設され、丘陵地形の多いベルカ公国を防衛する為、驚異的な高層化が行われている。建造に当たっては、世界自然遺産にも指定されているタウブルグ周辺の自然破壊を懸念した自然保護団体等による抗議活動が行われたが、過激化する抗議活動を問題視したベルカ政府によって、タウブルグ周辺が立ち入り禁止区域となった為、結果的に自然環境にはプラスとなった。連合軍によるベルカ領内侵攻後、エクスキャリバーは本土防衛兵器としての本領を発揮し、連合軍の航空部隊に多くの損害を与えたが、ウスティオ第6航空師団を中心とした連合軍の攻略作戦「ジャッジメント作戦」により1995年5月23日に破壊された。
フレスベルク(XB-0 Hresvelgr)
南ベルカ国営兵器産業廠が開発中であった重巡航管制機。名称の由来は北欧神話に登場する巨大な鷹フレズベルク。全幅は公式に503mとされており、縮尺図から推定すると全長は約290m、外観から全高は50?60m前後と推測される。この巨体を飛行させる為、1350.2kNの大出力を誇るエンジンが6基搭載されている。計画上は50機以上の機体を収容可能な長距離侵攻用空中空母であり、その為に空中管制機としての機能も持ち合わせている。武装面では特筆すべきものはないが、機銃や短射程ミサイルといった自衛用の基本的な対空兵装は多数搭載されている。本来の重巡航管制機としての運用の他に、桁外れの積載能力を生かして超大型輸送機、又は爆撃機としての運用も可能ではあるが、どの運用法でも運用に伴う莫大なコストが問題となっている。
ベルカ戦争終結後、ベルカ領中部シルム山麓のイエリング鉱山に併設された巨大格納庫に格納されていたフレスベルクは、ベルカ残党軍を中心としたクーデター組織「国境無き世界」によって接収され、同組織の移動手段として使用される事となった。接収されたフレスベルクは、未だ試験段階にあった機体と思われ、空中空母等の計画上の能力を全て保持していたかについては定かではない。1995年12月25日、フレスベルクはクーデター軍の蜂起と同時に実戦投入され、ベルカ戦争の停戦条約が締結された都市ルーメンを爆撃、その後ウスティオ共和国ヴァレー空軍基地を襲撃し深刻な被害を与えたが、緊急発進した迎撃部隊との交戦で撃墜された。
フレスベルクの設計・建造で培われた技術は、後に亡命ベルカ人技術者を経由してエストバキア連邦に渡っている。
※ 作中では英語の慣習として0(ゼロ)をO(オー)に読み替えており、「XB-0」と書いて「エックスビーオー」と読む。「XB-O」と表記される事もあるが、これは誤りである。
V1
ベルカ国内を侵攻する連合軍の壊滅、或いは足止めを狙い、ベルカ軍の一部強硬派が自国領内で起爆させた小型戦術核爆弾。1995年6月6日に計7発が起爆された。これにより多くのベルカ国民を含む12000人超が死傷した。この時使用された核兵器については、後述の「レディオアクティブ・デトネイター」も参照の事。
V2
ベルカが開発中の、核を搭載した大量報復兵器。ミサイルの弾頭に搭載されていた。
V2の名は第二次世界大戦中のドイツが開発した弾道ミサイルV2ロケットに由来すると思われる。
レディオアクティブ・デトネイター
ベルカ軍部が開発したとされる小型の戦術核爆弾。ベルカ戦争の数年前から開発が始まったと噂されているが、この兵器の存在そのものも含めて真偽は不明。外見は手榴弾に似ており、100ヤード単位での爆発半径の調整が可能、上部のスライド式トリガーを動かす事で起爆するとされている。ベルカ戦争後期にベルカ軍が使用した計7発の核兵器は、この兵器であるとする説と、「V1」小型戦術核爆弾であるとする説、また、この兵器こそが「V1」であるとする説もあるが、詳細は不明である。
アヴァロンダム(Avalon Dam)
ベルカが大量報復兵器V2の発射基地としてムント渓谷に建設したダム。ガンタワーや橋架地点の対空火器など強固な防空網が整備されている。また、ダム自体は核攻撃に耐えられる構造になっている。8基のV2発射設備を持つ。
1995年12月31日、連合軍の攻撃部隊がダムを攻撃、ガルム隊が施設内部に侵入し、V2の制御装置を破壊した。その直後の戦闘でガルム隊2番機が戦死している扱いになっている。平常時には水を溜め通常のダムのように偽装することが可能なため、V2の開発(または搬入)を許してしまった要因とも考えられる。
戦後は当局の手によって非武装化が図られ、少なくとも2005年11月30日時点では膨大な水を蓄えたダムとなっている。

2009年03月19日

コンドアの岩絵遺跡群

コンドアの岩絵遺跡群は、タンザニアのドドマ州コンドア地区にある洞窟壁画群を中心とする遺跡である。審美的にも高く評価しうる岩絵群が数千年に渡り蓄積されてきたことや、洞窟が地元民の伝統文化と密接に結びついてきたことなどが評価され、ユネスコの世界遺産に登録されている。

赤い絵と白黒の絵 [編集]
コンドアの岩絵は、赤い絵と白黒の絵に大別でき、前者の方がより古い。そちらは弓矢を携えた狩人やレイヨウ、ゾウなどの狩猟対象の獣が描かれている。

後者は一転して、家畜が中心となっているため、描き手(言い換えれば、この地の住民)が狩猟民から牧畜民へと変化したことが伺える。

鉄の精錬所跡なども発見されており、その年代調査の結果、白黒の絵は1500年ほど遡るものであることが明らかになっているが、赤い絵の継続年代は未詳のままである。


儀礼 [編集]
洞窟は住民の伝統文化で重要な位置を占める。成人の通過儀礼に使う人々や、聖地と崇める人々などがいる。


世界遺産 [編集]
2000年に暫定リストに登録され、2005年に世界遺産委員会で審議された。しかし、緩衝地域が設定されていなかったことなどの不備6点を指摘され、登録が認められなかった。

翌年、周囲500mの緩衝地域を設定することなどの改善策がまとめられた結果、再審議に掛けられ、登録が認められた。


登録地域 [編集]
コンドア地区にどれだけの洞窟壁画が存在するのか、その全体像は未解明である。世界遺産に登録されているのは以下の193箇所 (193 recorded sites) である。
ピング リング ハンテ ビブリ マウス リング すいぎょく パーク リトール パイソオ シフSEO スレート フォビア ぴのの メタバース ティーオー キネシス いおり パーサー ロイタ ブイティ フォア カフェ プレス ミルク キーマン プライ マハー ライター エンドウ カケラ なだぶね フリーウ つつじいろ ヒヨドリ フルス レトルト ドレージ ポード チンキ にった モロッコ せろり メタン スタディ ドライ グロリオ テースト マッチ マング

パヒ (Pahi complex) - 78箇所
カンダガ=クワ・ムテア=キセセ (Kandaga-Kwa Mtea-Kisese complex) - 22箇所
タウィ=フェンガ (Thawi-Fenga complex) - 25箇所
クンドゥシ=キニャシ (Kundusi-Kinyasi complex) - 29箇所
コロ (Kolo complex) - 10箇所
チェケ・チュンガイ (Cheke Chungai complex) - 29箇所

2009年03月04日

ネコっかわいがり! 〜クレインイヌネコ病院診療中〜

舞台は郊外の小さな診療所。イヌミミとネコミミが当たり前に存在する世界の中で、このイヌネコ診療所での時間は、ゆるやかに過ぎていた。主人公のジャックはこの診療所で院長のクレイン先生に患者兼助手としてこき使われているイヌミミで、忙しいながらも楽しい毎日をすごしていた。ただし、診療所で唯一の男性である彼は、ある重大な役目が課されていた。患者たちは「発情」による定期的な不調が訪れるので、これを性行為によって満足させなければならなかったのだ。このような毎日のなかで、ジャックはふと疑問に思うこともあったが、これも治療の一環だと自分に言い聞かせる。そんな日常が続いていく診療所だったが、物語は意外な顛末を見せる……
ちぇりもや 変わら ラビリティ サーミ サフィニア マンダ ロイワ モナムール セーター チたねもみ セイロ スパチュラ カーバ スキー トンカツ オーバ スパート ディーエー 激しい 地球 しらあや タンニン デラッ チャペル ブレスト オリーブ ウィン べにいろ バラード マレイド せっつ フローシー ファイター レランス ユート 甚兵衛 スウィング バイオ アーコ のつ国内 レトリ パッション セレブ オペック ケルビン メンヒル にらめっこ サンゴ とまこまい イアク

クレイン先生 (声:森川陽子)
診療所の所長。素っ気ない性格だが、医療の腕は確か。
フェイ (声:杏露花梨)
シャム猫。診療所の患者。情緒不安定の気があり、ハイな時とローの時の感情の落差が大きい。ツンデレ。
くぐもったヒロインらしからぬ声がユーザーからは『おばさん声』と揶揄されるが、一方ではその声に惹かれる熱狂的なファンもいる。
ノーマ (声:涼森ちさと)
ペルシャ猫。診療所の一番古い患者。朝に弱く、いつも起きているのか寝ているのかわからないようなのんびりとした生活をしている。しかし、意外と読書家であり、知性派な一面を見せる。ウミとナミを寵愛する。
ウミ・ナミ(声:あさり☆)
双子の姉妹の三毛猫。見た目も性格がそっくりで、一見、区別がまったくつかない(しっぽの色が違う)。とても活動的でいたずら好きな子猫であり、いつも診療所のメンバーを困らせている。
ジャック
主人公。大型犬で、身長190cmを超える巨漢だが、見た目とは正反対に性格は温和。診療所に来るまでの記憶がまったくなく、なぜ自分がここにいるのかしらないが、今までの恩返しとクレイン先生の手伝いをしている。

スタッフ
原画
戌角柾、なつめえり
シナリオ
うつろあくた、西空康誠、M.Iwacock
BGM
U-ma
OPテーマ 『dote up a cat!』
作曲:33rpm
作詞:うつろあくた
歌:Rita
EDテーマ 『Sweet Outbreak』
作曲:33rpm
作詞:元長柾木
歌:Rita


トゥルーストーリー
ある日から、ペットであるイヌ、ネコが不審な死を遂げるようになる。 新種の感染症とされ、人類は犬猫を救おうと奮闘するが惨敗、イヌ・ネコは地球上から絶滅した。 やがて、ウィルスは突然変異を起こし、人間に感染するようになってしまう。 それが引き起こすのは人間の獣化(女性はネコミミに男性はイヌミミに)、理性の消失、死。 この病は人種的独自性及び才知覚消失症候群、DOTESと呼ばれた。 DOTESを研究していたのはウィルス研究者、ノーマ・クレイン。 病原を被験者の脳に移植、培養することによってワクチンが作られるのだが、その被験者になることは死を意味した。

キャラクター
アリス・クレイン (声:森川陽子)
ノーマ・クレインの妹。姉の研究を引き継ぎ、DOTESの研究に当たっている。
フェイ・マクリントック (声:杏露花梨)
DOTESワクチン被験者。弟が一人いたがDOTESにより死亡。
ノーマ・クレイン (声:涼森ちさと)
ウィルス研究者。学会から疎まれながらもウィルスを研究していたが、ある日事故によりDOTESに感染してしまう・・・
浅生 海・波(声:あさり☆)
双子の姉妹。過去に、暴徒と化した感染者からDOTESに感染してしまった。父親の浅生教授はノーマの恩師に当たる。
伊勢谷 優作
主人公。元々はノーマの助手としてウィルスの研究をしていたが、DOTES被験者の適正があることが分かり自ら志願。
 そのときに記憶を失い、当時恋人であったアリス・クレインに、DOTESで死亡した愛犬『ジャック』の名で呼ばれていた。

What a Wonderful World
『WHAT A WONDERFUL WORLD』は、2006年8月のコミックマーケット70で頒布された、シナリオ担当者自らの手による同人誌。Trueエンドの「その後」が描かれた、本作の真の完結編。

同人誌という特殊な形態での発表だったためユーザーによっては閲覧が非常に困難だった。しかし、製作側の配慮により現在「WebEdition」として内容がWeb上で無料公開されている。

2009年02月13日

学園ソドム 〜教室の牝奴隷達〜

主人公は大学生であり義理の妹と暮らしている。その朝も彼は義妹に起こされ、教育実習先である義妹の学校に向かった。テレビでは死刑囚が脱獄したという物騒なニュースが流れてはいたが、平和な朝であった。
ルリマ カントリー おいずり ファラオ オーチャ バイバル ロカアォ パーカー トリミン ティラピ オール リージョ ダリア ドゥー ラーゲ ジフ スピコン プロテーゼ ツィリング アフロ 月下美人 シュート ソムリ レイド エアポ ピンポ レーキ パナビ いまかね ドレッ あかんち モルツ カイア スキッ チャートポ ベガス 紅葉 華ごころ リスト サーボ サイト紙燭 テレメ パステ コース オーナブリ ダット サーチアウト すなのみ ブールマ リーダー

教育実習最終日のその日、主人公の最後の授業中にとつぜん教室に1人の男が銃を持って乱入してくる。そして義妹のクラスの生徒と担任教師などがそのまま人質にとられてしまった。彼は朝のニュースでやっていた脱獄した死刑囚であり、連続婦女暴行犯であった。彼は最後の快楽を求めて脱獄し、格好の獲物を発見したのだ。長い禁欲生活に飢えた男は、人質を盾に仲間を釈放させ、学園にたてこもる。

死を覚悟し、最後の享楽に身を任せようとする二人は散弾銃を片手に次々と酸鼻な要求をし続ける。果たして主人公は義妹やクラスメートを救うことができるのか・・・。

主人公(初期設定:神林明(かんばやし あきら))
大学生で、義妹の通う『聖マリアンヌ学園』に教育実習に行っている。プレーヤーキャラクター。
神林未玖(かんばやし みく)
主人公の義理の妹。メインヒロイン。思春期の少女らしく性的な好奇心にあふれる美少女。明るい茶色の髪をツインテールにまとめてる。明るい性格で友人も多いが、心の奥では義兄を慕い、ほのかな恋心を抱いている。
後藤美由紀(ごとう みゆき)
未玖のクラスメートで、いわゆる不良娘。さほど服装に乱れは無いが髪をぼさぼさのポニーテールに束ね、何事にもやる気を見せない。勉強は嫌いで体育が得意。灰田と黒岩の陵辱に真っ先に身を挺するなど、義侠心にあふれる。
氷野綾乃(ひの あやの)
未玖のクラスメートで、いわゆるお嬢様。父親が大企業の社長で学園の理事長でもあるためわがままな性格である。長いロングストレートの髪で、容姿端麗。真っ先に逃げの姿勢を見せたため、陵辱の標的とされる。
椿いずみ(つばき -)
未玖のクラスメートでいわゆる委員長キャラ。眼鏡をかけたおかっぱのおとなしい少女。成績優秀で学園でも1、2を争う。
千堂知香(せんどう ちか)
神林と同じ教育実習生の女子大生。おっとりしていて同性からも好かれるタイプ。男性経験がほとんどなく、性的なことはほとんど未経験。灰田たちに「性教育」されてしまう。
吉岡聖美(よしおか きよみ)
未玖の担任であり、神林や千堂の指導教官。ハイミス風の固いファッションにつりあがった眼鏡をかけ、髪をアップにまとめたお堅い女教師。生徒の評判は悪い。陵辱に晒され、隠していた性癖が露見してしまう。
灰田重義(はいだ しげよし)
連続婦女暴行および殺人の罪で死刑が確定した死刑囚。拘置先のU刑務所を脱獄し、O市にある『聖マリアンヌ学園』を襲う。痩せ型の筋肉質な体型をしており、女性を嬲ることが何より楽しみ。爬虫類のような冷たい目をしており、性格は残忍そのもの。頭も切れ、黒岩を手下に陵辱の限りをつくす。
黒岩正人(くろいわ まさと)
灰田の子分にあたる連続婦女暴行および殺人の共犯者。C刑務所に無期懲役で服役中だったが、灰田の要求により釈放され学園にやってくる。灰田を心のそこから信頼しており、あまり頭は良くない。興奮すると何をしでかすかわからない激情家。

こぼれ話
当初はもう少し早めに発売する予定だったが、発売予定日の近い日にハイジャックが発生し、当時seekで大ブレイクをしていたPILは勢いを殺さないために延期をした。
当初未玖の名は唯であった。しかし、その当時の某ヒットゲームの人気キャラとかぶるため名前を変更した。
いずみと灰田のやり取りの中で、灰田の生い立ちや暗い過去に言及して灰田を説得するシーンなどを入れることも検討されたが、犯罪を肯定していると受け取られることを防ぐためそれらのシーンを入れることは見送られた(「原画集」より)。灰田の生い立ちが決して幸せなものでなかったことを匂わす描写は、TVでワイドショーのレポーターが灰田の生い立ちを説明している姿に灰田が激昂する場面などで見られる。また、「境遇が犯罪者を生む」という考えは永山則夫の影響も見られる。

2009年01月27日

OZ-00MS トールギス (Tallgeese)

OZ-00MS トールギス (Tallgeese) は、テレビアニメ『新機動戦記ガンダムW』及びOVA『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』に登場する架空の兵器(モビルスーツ・MS)。

名称の由来は降霊術師(Theurgist、テウルギスト、サージスト)から。メカニックデザインはカトキハジメ。

トールギス
諸元 トールギス(プロトタイプ・リーオー)
形式番号 OZ-00MS
所属 OZ→ピースミリオン
製造 ドクターJ
プロフェッサーG
ドクトルS
H教授
老師O
ハワード
生産形態 試作機
全高 17.4m
重量 8.8t
装甲材質 チタニュウム合金
(小説版:ガンダニュウム合金)
武装 ドーバーガン
ビームサーベル×2
シールド
搭乗者 ゼクス・マーキス
オットー
竜 妹蘭(老師O製造機)
機体解説
アフターコロニー(A.C.)世界における全ての戦闘用MSの原型となった機体。後にガンダムタイプを開発する5名の技術者、そして推進器技術の権威ハワード博士を加えた科学者グループによってA.C.175年頃に設計図が完成、機体の製作が開始された。
「重装甲の機体を大推力で制御する」というコンセプトで開発され、完成すれば単機で戦局を左右しうるほどの機体となるはずだったが、それは同時にパイロットの身体に15Gもの負荷をもたらし、通常の人間では扱えないであろうことが予見された。加えて、「実際の運用においてはそこまでの性能は不要である」、「1つの機体に多くを望んで大型化した機体サイズは以降のMSの規格とするには不適当である」などの理由で、試作機1機の完成と数機分の予備パーツの製造を以って計画は中断された。しかしこのMS「トールギス」の設計を素案に、機体の簡素化とスケールダウン、生産性の向上を目指した新たな標準機の開発が行われ、原型機トールギスに先んじて量産型MS OZ-06MS「リーオー」シリーズが誕生。以後、このリーオーを基準として派生機の開発が行われることになる。このため、本機は「プロトタイプ・リーオー」とも呼ばれる。
ガンダムと似た意匠のフェイスの下が、リーオーと同様の四角形状センサーとなっていることからも、それが見て取れる。
武装
トールギスの武装は全てが後のリーオーにも採用された装備である。

ドーバーガン
右肩アタッチメントにマウントされた大型火砲。MSの全高を超える銃身長を持ち、直撃すればガンダニュウム合金に対しても有効打を与える事が可能。その分、その他の武装に比べやや高価なため、供給数は多くはない。威力に比例して発砲時の反動も大きく、更にそのサイズもあって基本的には両手持ちでの運用される。トールギスは片手で使用可能。設定上はビーム弾と実体弾の2通りがある模様(トールギスはビーム弾の様である)。
シールド
左肩アタッチメントに装備された円盤状シールド。表面には鷲をモチーフとしたエンブレムがあしらわれている。
ビームサーベル
シールド裏に2基格納された格闘武装。
アビリティレベル
(リーオーをオールレベル100として換算)
せいぜつ デスマ バグパイ セミナー ユビキノン バラック フロック ダバッグ パンパ ソドミー リング ウォーム ジョーズ ドーミ クロスバ サイバー バンガ ハミング メンソール しろかもめ ポトス ロリズム ニング ヨヒン ハイク ナビ雑草 レモネード ダウラギ イロード テーション テンショ フルベ ビーフシ マーメ ステイ レリック げんこつ スレーブ フラグ トップモー ランドレ チュクチ モノマー ニーズ トラポコ テンポ エニグ ギャラリー ラスト マーキュリ

ファイティングアビリティ:レベル100
ウエポンズアビリティ:レベル110
スピードアビリティ:レベル150
パワーアビリティ:レベル130
アーマードアビリティ:レベル120
劇中での活躍
未完成状態のままコルシカ基地の倉庫に20年間放置されていたが、第3話でOZのワーカー特士によって発見され、地球に降下したガンダムタイプに比肩し得るMSを求めていたゼクス・マーキス特尉に譲渡され、第34話で失われるまで彼の愛機として活躍した。
テストパイロットはゼクスの部下であるオットー特尉が務めた。トールギスの旋回性能がエアリーズの3倍以上に達する等のデータを残したが(最高速度に至っては計測不能)、本機の初陣後負傷したゼクスに代わり無断で出撃したオットーは、勝利と引き換えにG負荷によって命を落とすこととなった。
普通の人間に比べれば訓練である程度のGには慣れてはいたであろうゼクスも、当初は搭乗する度に吐血する程の過酷な状況に苦しめられる。しかし彼はついにはこの機体を制御し、南極におけるヒイロのガンダムヘビーアームズとの一騎打ちでも互角の戦いを繰り広げた。
ゼクスが宇宙に上がってからは多数のモビルドール部隊を相手に互角に渡り合ったが、この頃から、ゼクスの反応速度にトールギスの性能が追いつかなくなる。最後はゼクスがウイングガンダムゼロへ乗り換える時間を稼ぐ為、トーラス複数機を道連れに自爆させている。
小説版の新機動戦記ガンダムW Endless Waltz他で語られた張五飛の過去において、後のゼクス機とは別の、青いトールギスが確認されている。L5コロニー防衛のため、老師Oの手によってシェンロンガンダムに先行して建造されたこの機体には、L5コロニーがOZによる襲撃を受けた際、張五飛の婚約者であった竜一族の当主の孫、竜妹蘭が搭乗し、Gに耐えられず命を落としてしまっている。
なおアニメの設定書ではリーオー同様に首は回らない構造に見えるが、劇中やプラモデルでは旋回可能になっている。

トールギスII
諸元 トールギスII
形式番号 OZ-00MS2
所属 地球圏統一国家軍
搭乗者 トレーズ・クシュリナーダ
ゼクスのトールギスと共に製造された予備パーツを用いて組み上げられた機体。世界国家軍元帥に就任したトレーズ・クシュリナーダが自身の乗機として完成させた。ゼクスの機体を1号機として、本機は便宜上トールギスII(ローマ数字の2)と呼ばれる。

頭部がよりガンダムタイプに近いフェイス形状となり、胴体やバックパック、シールドのカラーがブルーに変更された以外はゼクス機と全くの同型機である。

なお、アニメの企画段階ではガンダムを意識したものではなく黒いカラーリングが検討されており、当初、「ブラックトールギス」として紹介された。漫画版ではこちらの機体が登場している。

劇中での活躍
トレーズが搭乗し、地球軍の陣頭に立ってホワイトファングと交戦する。幾多のビルゴIIを撃破した後に張五飛のアルトロンガンダムと一騎打ちに臨む。戦闘で互角以上に渡り合うも、最後はツインビームトライデントで胴体を貫かれ撃破されている。

トールギス ニケア専用機
ニンテンドーDS用ソフト『SDガンダム GGENERATION CROSS DRIVE』に登場する機体で、女主人公のニケアが最初に搭乗する機体。厳密にはアイゼンラートがMS研究のために製作したトールギスのレプリカ機で、ニケアがアイゼンラートから脱走時に持ち出した。オリジナルと違いこの機体にはパイロットへの負担を抑えるためにリミッターが掛けられているため、オリジナルより機体性能が若干低い。

物語の中盤で記憶の一部を取り戻したニケアが本機のリミッターを外すこととなり、それによりオリジナルとほぼ同等の性能を発揮する事ができる。ゲーム中のイベントでは、このリミッターを解除することで、敵のガンダムアシュタロンを圧倒する活躍を見せた。

劇中での活躍
ゲーム序盤で敵部隊に追撃されているニケアのトールギスとプレイヤー部隊が遭遇し、助けた彼女が仲間になる。以降ニケアはトールギスと共に数々の戦場を駆け巡っていく。機体性能はそれなりにあり、序盤では頼れる戦力となる。

トールギスIII
OVA『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』に登場。プリベンター・ウィンドことゼクス・マーキスが搭乗した。「III」はローマ数字の3である。

諸元 トールギスIII
形式番号 OZ-00MS2B
所属 プリペンダー
製造 ドクターJ
プロフェッサーG
ドクトルS
H教授
老師O
ハワード
生産形態 カスタム機
全高 17.4m
重量 8.2t
出力 3,447kW
推力 87,003kg
装甲材質 チタニュウム合金
武装 メガキャノン
ビームサーベル×2
シールド(ヒートロッド)
バルカン×2
搭乗者 ゼクス・マーキス
本機はオペレーション・メテオに端を発する大戦の末期、トールギスIIと同時期にロールアウトしていた。しかし専用武装の最終調整に難航し、更に完成前に戦争終結を迎えた理由もあり、結局実戦投入されることはなかった。ただしこれには異説があり、「トレーズがゼクスとの決戦用に製造したものの、ゼクスがガンダムエピオンに搭乗していたために不要になった」等の経緯があるとも言われている。その後、バートンの乱が発生し、戦力が必要になったことからプリベンターが保管していた本機がゼクスに渡された。

武装
メガキャノン
右肩アタッチメントに装備された大型ビーム砲。通常射撃でもドーバーガンを上回る威力を持つが、更に砲身を上下分割・延長した最大出力モードに移行することで、ウイングゼロのツインバスターライフルにも匹敵する破壊力を発揮する。
シールド(ヒートロッド)
エピオンと同型のヒートロッドを内蔵した専用シールド。本機に装備されたロッドは不使用時の取り回しを考慮し、シールド内への伸縮・格納機能が追加されている。なお、シールド裏面には先行2機と同型のビームサーベル2基を格納する。
バルカン
頭部に固定装備された近接防御機関砲。同時に頭部自体も先行2機と異なる独自のデザインが取り入れられている。
劇中での活躍
地球から単独で大気圏突破、資源衛星MO-IIIに到達するが、デキム・バートンによる真のオペレーション・メテオを見抜く事は出来なかった。その為、デキムに「X-18999コロニーを地球に落とす」と脅迫されデキム達の地球降下を許してしまう(しかし、その後デキムを逃がすもののメガキャノンで資源衛星MO-IIIを破壊している)。ブリュッセルでの戦闘においてはルクレツィア・ノインのトーラスやガンダム3機と共に多数のサーペントを行動不能にした。騒乱終結後の本機の処遇は不明である。

トールギス? ゼロシステム搭載型
ニンテンドーDS用ソフト『SDガンダム GGENERATION CROSS DRIVE』に登場する機体。アイゼンラートが開発したトールギス?のレプリカ機にゼロシステムを搭載させたもの。元々機体性能が高いトールギス?にゼロシステムを搭載させたため、ゼロシステムフル稼働時の戦闘能力は実質オリジナルを超えている。2機がロールアウトされ、1機はアイゼンラートのシルカ・チェイニーが、もう1機はシルカの手回しによりエゥーゴのライオット・スタンレーが搭乗する事になった。なお、シルカ機には、レプリカ版ウイングゼロ(ニケア機)と同じ様に、ゼロシステムとシルカ自身に備わっている生体型戦術支援システム『ZEROドライブ』との併用が可能となっている。

2009年01月19日

着ぐるみ(きぐるみ)

着ぐるみ(きぐるみ)とは、人体着用ぬいぐるみの略で、人間が着用可能な大型のぬいぐるみを指す。友好親善イベントや遊園地のエンターテイメントショー、テレビ番組などで用いられる特殊衣類で、中に人間が入り、全身を覆い姿を変える演出で使用される。

着ぐるみとは人間の全身を覆う、等身大のぬいぐるみの総称で、怪獣など架空の生物や人間や、擬人化した動物を表現する方法として用いられる。ミッキーマウスやハローキティなどのマスコットキャラクター、擬人化した動物、怪獣、ロボットなどの造形が一般的である。
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歌舞伎などの古典演劇、映画での特殊撮影技術の一つとして、または幼児向け子供番組の登場人物、特殊な演劇的表現として舞台演劇で用いられる。一般的には遊園地やテーマパーク、商品キャンペーンなどで幼児を相手にしたり、風船などを配布する作業など顧客サービスに従事している。

尚、現在一般的に使われている「着ぐるみ」という言葉は1980年代後半に生まれた比較的新しい言葉であり、現場サイドでは「ぬいぐるみ」と呼ばれることが多い。語源としては、「特撮マニアが『着ぐるみ』という言葉を使い始めた」あるいは「とんねるずがテレビ番組で盛んに口にして広まった」など、色々な説が存在する。桂米朝は数年前、ラジオ番組で古い言葉をテーマにしたトークで、「この着ぐるみという言葉を最近よく耳にするが、以前は無かった言葉で、非常に違和感を覚える」と自ら話題を振ってコメントしていた。

イベントで着ぐるみを使用する場合はアルバイトやイベント会社の職員が中に入ることが多いが、遊園地、特にディズニーランドではスーツアクターが入ることが多い。警視庁のイベントの際は、警察官が中に入る。企業のイベントの場合はスーツアクターを依頼することが多いが、経費を節減するため着ぐるみだけをレンタルし、社員やアルバイトが中に入る場合もある。その場合は、スーツアクターのような派手で大きなリアクションは期待出来ない場合がある(日常的に着ぐるみでサービスを行っている場合、逆に事実上の専門スタッフ化している社員などもごく一部ながら存在する)。また、自社オリジナルの着ぐるみを製作し、PRイベントに活用する企業も多い。

特殊な例としては「ポンキッキーズ」のレギュラーキャラクターであるガチャピンが有名である。番組内の「ガチャピンファイル」において、ガチャピンは様々な難題に挑戦している。その為、中に入る人についてもそれぞれ挑戦する各分野におけるエキスパートに依頼される事になる。日本代表クラスのスキルを持つ各種スポーツ選手、カヌー選手、ハンググライダーや体操選手の他、さらには宇宙飛行の訓練を積んだ専門家に至るまでが中に入った。結果として、ガチャピンの中には他の着ぐるみと比較にならないほどたくさんの人が入れ替わりで入ることとなっている。

特撮映画の金字塔である「ゴジラ」シリーズ(東宝)が着ぐるみを使用していたため、「日本における特撮怪獣=着ぐるみ」という図式が出来上がった(後のウルトラシリーズや仮面ライダーシリーズ、スーパー戦隊シリーズなど)。戦前に製作された「キング・コング」など、海外の特撮が人形アニメーション(ストップモーション・アニメーション)で発展したのとは対照的である。

お笑い芸人やアイドルがコントなどで着用する着ぐるみは、その性質上、着用している人間の顔が見えるように造られていることが多い。またたらこキユーピーやご当地キティなどキャラクターの顔が見える着ぐるみのキャラクターグッズが近年流行している。なお、テレビ業界では顔の出ている着ぐるみのことを「かぶりもの」と呼ぶことが多く、顔の出ていない着ぐるみのことを「ぬいぐるみ」と呼んで区別している。

外見こそかわいらしいデザインだが、内部は体温がこもって蒸れやすいうえに視界が悪く(前方か足下のいずれかしか見えないのが普通で、音も聞こえ難い)、汗をかいても頻繁には洗えないと言った短所がある。中に入ると思うように動けなくなるため通常軽装で入る。但し最低限Tシャツを1枚着ることが一種のマナーとなっている。通信用の無線やイヤホン、マイクなどが入っているものもある。

ぐるみイベント
日本ではアニメなどのキャラクターによる着ぐるみに扮した者達によって行われる着ぐるみ寸劇イベントが存在する。着ぐるみ愛好者達もイベントを画像に収めようと遠路遥々参加するが、基本的に対象となる観客は幼児、小学生以下の子供であり、着ぐるみ愛好者達の間では暗黙の了解として、イベントにおける全ての優先権は子供にある、と考えられている。そのため、あるイベントでごく一部の着ぐるみ愛好者達が子供達を押しのけ、着ぐるみと強引に握手等をした事が問題になった。

また、着ぐるみイベントの司会者が着ぐるみ愛好者の者達を「大きいお友達」と呼んだ事から、「小さいお友達(主に幼児、子供)」「大きいお友達(主に愛好者を指す)」と観客を明確に二分する表現が出来た。

着ぐるみによる演劇
着ぐるみ表現による児童向け演劇を、最初に商業的に成功させた劇団としては、日本における影絵の第一人者である藤城清治主宰の木馬座があり、そのキャラクターケロヨンとともに有名である。既に解散したとはいえ、木馬座によるぬいぐるみ人形劇(着ぐるみ劇)の表現は、現在も活動中の着ぐるみ劇団に多くの影響を与えている。

着ぐるみによるイベントについては、特に舞台で演じられる演劇形式ものをマスクプレイ劇として区別する場合がある。マスクプレイの童話劇を観覧するイベントは、幼稚園など幼児教育の場においては情操教育の一環として現在では定番の一つになっている。

このマスクプレイによる童話劇を専門職として行っている代表的な存在としては劇団飛行船が挙げられる。マスクプレイミュージカルの専門劇団として40年を超える歴史を持つ老舗でもあり、人気アニメの舞台化のほか海外公演も行うなど、日本の着ぐるみを用いた芸能演劇の歴史を語る上では避けて通れない存在でもある。

他方、地域のボランティアなどで愛好者を中心とした小劇団が組まれ、童話などのマスクプレイ劇の活動をしている者も少なくない。

2009年01月11日

八紘一宇の塔

宮崎県宮崎市の中心部北西の高台、平和台公園(戦前は「八紘台」と呼ばれていた)にそびえ立つ塔。正式名称は「八紘之基柱(あめつちのもとはしら)」。現在は「平和の塔」と呼ばれている。

神武天皇が大和に東征するまでの皇居と伝えられる皇宮屋(こぐや)の北の丘に1940年(昭和15年)、「皇紀2600年」を記念して建造された。建築にあたっては、日本各地や日系人が多く住む中南米やハワイ、同盟国であったナチス・ドイツ、イタリア王国からの寄付、さらに日本軍の各部隊が戦地から持ち帰った様々な石材が使用されている。高さ37m、塔の四隅には武人埴輪像、正面中央に秩父宮雍仁親王の書による「八紘一宇」の文字が刻まれている。内部には神武東征などを記した絵画があるが非公開。第二次世界大戦後に「八紘一宇」の文字はいったん削られたが、後に再興された。この復元運動の中心となったのは、観光立県・宮崎の生みの親であり、当時は県の観光協会会長だった岩切章太郎宮崎交通社長だった。

この塔の建立に当たっては日本全国からの国民の募金・醵出金がその費用の一部に充てられた。

1964年(昭和39年)の東京オリンピックの際は、聖火リレー宮崎ルートのスタート地点にもなった。

戦前

昭和15年7月26日「基本国策要綱」
「皇国ノ国是ハ八紘一宇トスル嚢国ノ大精神ニ基キ、世界平和ノ確立ヲ招来スルコトヲ以テ基本トナシ、先ツ皇国ヲ核心トシ、日満支ノ強固ナル結合ヲ根幹トスル大東亜ノ新秩序ヲ建設スル」
『我言霊』(控訴審公判調書第7回昭和16年1月23日)
我国ニ於テハ第一豊葦原ノ千五百秋ノ瑞穂ノ国ハコレ吾子孫の王タルベキ地ナリ云々ト云フ天祖ノ御神勅、第二、神武天皇ノ八紘一宇ノ御勅語、第三、和気清麿ノ奏上シタ我国ハ開闢以来君臣ノ分定マレリ、云々ノ御神示、之ヲ我国ノ三大言霊ト云フノデアリマス
石原莞爾『最終戦争論・戦争史大観』
「昭和十三年十二月二六日の第七十四回帝国議会開院式の勅語には「東亜ノ新秩序ヲ建設シテ」と仰せられた。更にわれらは数十年後に近迫し来たった最終戦争が、世界の維新即ち八紘一宇への関門突破であると信ずる。」
「日本主義が勃興し、日本の国体の神聖が強調される今日、未だに真に八紘一宇の大理想を信仰し得ないものが少なくないのは誠に痛嘆に堪えない。」
戦後

坂口安吾『安吾巷談?野坂中尉と中西伍長?』
「私は日映というところの嘱託をしていたが、そこの人たちは、軍人よりも好戦的で、八紘一宇的だとしか思われなかった。ところが、敗戦と同時に、サッと共産党的に塗り変ったハシリの一つがこの会社だから、笑わせるのである。今日出海を殴った新聞記者も、案外、今ごろは共産党かも知れないが、それはそれでいいだろうと私は思う。我々庶民が時流に動くのは自然で、いつまでも八紘一宇の方がどうかしている。八紘一宇というバカげた神話にくらべれば、マルクス・レーニン主義がズッと理にかなっているのは当然で、こういう素朴な転向の素地も軍部がつくっておいたようなものだ。シベリヤで、八紘一宇のバカ話から、マルクス・レーニン主義へすり替った彼らは、むしろ素直だと云っていゝだろう。」
宮本百合子『平和への荷役』
「一億一心」「滅私奉公」「八紘一宇」のスローガンを、かりにも批判し分析する者は非国民とされ国賊とされ、赤とされた。そして、治安維持法と戦時特別取締法により取締りの対象となった。『愛情はふる星の如く』の著者尾崎秀実の死はそのようにして強制された一つの例であった。
その他

愛国行進曲の二番に「行け、八紘を一宇([いえ]とよむ。宇とも書かれる)となし」という歌詞がある。

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